「ものさし」と「定規」の違いをご存じですか、英語では「ruler」「scale」というのですね

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定規の画像とピエロ 文房具
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「ものさし」と「定規」は同じような意味で使うことが多いですが、実は「ものさし」と「定規」は別の道具なのですね。
「ものさし」は「もの」の長さをはかる道具で、「定規」とは「もの」を裁断したり、線を引いたりするときに使う道具です。
ここでは、ふだん同じような意味で使っている「ものさし」と「定規」についてその違いと「さし」「線引き」という方言についても、文具が大好きなピエロ、ブングピエロがお話しします。

「ものさし」と「定規」の違い

「物差し(ものさし)」とは広辞苑によると物の長さを差しはかる道具とあります。

もの-さし【物差し・物指し】物の長さを差しはかる道具。以下略
広辞苑 第六版 岩波書店

「ものさし」には直尺、たたみ尺、巻き尺などがあって、よく使われる直尺はまっすぐな棒や板に目盛りが刻んであります。
1mmまたは0.5mmの目盛りが端から付けられています。

目盛りは端から付けられていないと、つまり0から始まらないと、裁縫などでは使えませんね。

ものさしには伸縮が少ない竹や金属が使われます。
「定規」は紙や布を切るときに使ったり、線を引くときに使ったりする道具ですね。
直線定規、三角定規、T定規、雲形定規、など様々なタイプがあります。

直定規や三角定規はおなじみですが、円定規や、めずらしいところでは、スムーズに紙が切れるように、紙を切るために特化した「紙切り定規」などもありますよ。

洋裁で型紙の線を引くときに使う「ナマコ」尺という曲線定規もありますね

「定規」は裁断したり、線を引いたりする道具ですから、目盛りがついていなくてもいいのですね。
ところがついていればなお便利ですから、「定規」にも目盛りがついているものが多いのです。
この「定規」に目盛りを付けるあたりから「ものさし」と「定規」が同じような意味で使われるようになるみたいです。

「ものさし」は「さし」ともいう

「ものさし」のことを「さし」という言い方をするのは関西方面だけかと思っていたのですが、東北の一部でも「ものさし」のことを「さし」と呼ぶようです。
また東京、神奈川、静岡などでは「ものさし」のことを「線引き」ということもあるのですね。

昔の人はみな「さし」と言っていたような気がするのですが。

「杓子(しゃくし)定規」

「杓子(しゃくし)定規には物事はすすまない」などと言います。
「定規」には物事の基準とか、お手本という意味があるのですね。
「曲がったままの杓子(しゃくし)の柄を定規の代わりに使って」線を引いたり、裁断したりしていてはうまくいかない。
むかしの杓子の柄は曲がっていたのですね。
融通の利かない、頑固な態度で臨んでいては、物事は前に進まないということですね。
臨機応変に、柔軟に対応しなさいということでしょうか。
そうすれば物事がうまく進んでいく。

「自分の【ものさし】と他人の【ものさし】」

「自分のものさしで他人をはかる」とか言いますね。
人から借りてきた「ものさし」で他人や物事をはかってはいけない、価値を判断してはいけないし、自分の「ものさし」だけで物事をはかって判断するのもどうか、正しい判断基準を持つということはなかなかむつかしいということでしょうか。

自分の「ものさし」と他人の「ものさし」はそれぞれ目盛りの長さが違いますからね。
人それぞれ物の見方、考え方、価値観が違うということでしょうね。

「ものさし」と「定規」を使って作るもの

私たちの周りにあるほとんどのものは、いわば様々なタイプの「ものさし」と「定規」を使って作られているのですね。
そう考えるとこれほど大事な道具はないように思えます。

ブングピエロ
ブングピエロ

そう考えると「定規」と「ものさし」がとてもいとおしく思えてくるのですね。

「定規」と「ものさし」は英語で言うと

英語では「定規」も「ものさし」も同じ単語のrulerを使うようで、もっと広い意味ではscaleともいうみたいですね。

「竹」の芯で作られた、三角スケールのサンスケ

日常、線を引くときなどに使う「定規」ですが、私は「コクヨの竹芯三角スケール」を使っています。この三角スケールは竹でできているのですよ。

定規の画像とピエロ


三角スケールの愛用者は皆さん「サンスケ」と呼んでいますよ。
三角スケールは三角の柱のような形をしていて、それぞれの面に100分の1とか50分の1、250分の1、300分の1というように6種類の縮尺目盛りが表示されているのですね。
建築関係のしごとをしている人が良く使いますが、地図を見るときにも縮尺が入っていますから、重宝しますよ。

まとめ

「ものさし」と「定規」の違いについて、また「ものさし」の方言、「さし」「線引き」についてもお話ししました。
「杓子定規」とか「自分(他人)のものさし」という言葉の使い方もあるのですね。
「ものさし」や「定規」は素材も安価で軽いプラスチックから、木や竹など手になじみやすいもの、耐久性のある金属製でできたものや、おしゃれなものまで、様々な商品があります。
どんな時に「ものさし」や「定規」を使うのか良く考えてから、用途に合ったものを選びたいですね。

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